株式会社 東栄住宅 西宮支店
<CONSEPT>
~wooden box~
分譲住宅を手がける不動産会社の関西一号店になる、西宮支店の設計です。まず、入口を入ると接客スペースが広がります。
接客スペースは、用途により緩くゾーン分けされています。窓際席は初顔合わせ、初期段階の打合せ、中間打合せ用に。壁側にある側にある個室は契約室になります。
そして、中央にある木の箱の下は特別な場所で、オールマイティーに使用できます。ここは間仕切り壁を腰高までとし、視覚的な開放感を確保しました。
木の照明BOXは住宅でいうリビングのように、みんなが集まる憩いの場所になるよう存在感をもたせました。
一方、長いモルタルの中間カウンターを挟む奥に、オフィスがあります。ここは、長時間事務所にいながらリラックスして仕事ができるように、芝生色の床材を敷きました。
また、事務仕事に必要な照度を維持しつつトラフの配列をランダムにすることで、活気のある変化をつけました。
そして、今日も木の箱の下には温かい光が降り注いでいます。
<COMENT>
パン屋であったテナントを不動産事務所&商談スペースとしてデザインしました。
既存にあるものを利用しながら、事務所でよくありがちな殺伐とした
空間にならないようにデザインしました。
既存にあるものも利用しながらデザインしています。
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更新日-2013-08-19